Art / Design
ミメーシス
Mimesis
別名・略称:ミメシス / 模倣
模倣や再現などをめぐる概念。何を、どのように表すかを考えるための言葉。
まず、こう考えてみる
写真のように似せることだけでなく、人の行動を演じることや、あるものを別の表現で示すことも、文脈によって関わります。
専門的には
Stanford Encyclopedia of Philosophyは、プラトンの議論でmimesisが模倣、表象、倣うことなど幅のある意味を持つと説明します。一つの日本語訳へ固定すると議論ごとの違いを失うおそれがあります。
具体例と使い方
何を似せているかだけでなく、何を選び、何を省いているかを見ます。制作で既存の表現を参照するときも、形、雰囲気、構造のどれを受け継いだのかを言葉にすると判断を確かめられます。
間違えやすいこと
単純なコピーの同義語ではありません。他人の作品の無断使用を正当化するものでもありません。哲学者や作品ごとの用法を確認します。
NACKの視点
似せることと自分の判断を加えることの関係を考えます。作品名「MIMESIS」の制作記録も、哲学上の一般定義とは分けて読めます。
出典・参考資料
更新記録
2026-10-09:初版。定義・区別・年代を出典本文と照合。実務例と「NACKの視点」は本用語集の編集による説明です。