Art / Design
抽象
Abstraction
別名・略称:抽象表現 / 抽象美術
個々の具体的な姿から離れ、性質や関係を取り出すこと。美術では形・色・線などによる非具象的な表現も指す。
まず、こう考えてみる
木をそのまま描く代わりに枝の向きや色の重なりを取り出す、と考えると入口になります。何を省き、何を残すかに注目します。
専門的には
MoMAの美術用語では、認識できる場面や物を直接描写しない表現として説明されます。本項では日常や設計で使う抽象化という広い意味と、美術の用法を分けます。
具体例と使い方
描かれた対象が分からないとき、正解の物を当てようとせず、色の強さ、線の向き、密度を追います。デザインでは複数の画面から共通の操作を取り出し、再利用する構造にすることも抽象化の一例です。
間違えやすいこと
「何も意味がない」と決める必要はありません。美術の抽象表現とソフトウェアの抽象化は、関連する考え方でも同一の技法ではありません。
NACKの視点
具体的な経験と、そこから取り出した構造を往復して読むための言葉として使います。
出典・参考資料
更新記録
2026-10-09:初版。定義・区別・年代を出典本文と照合。実務例と「NACKの視点」は本用語集の編集による説明です。