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アートとデザインの交差点から、京都を拠点に発信するnack Journalのアーカイブです。美意識と知性を育む深い考察と批評を通じて、表現の本質に迫ります。

2 Articles
静寂の粒子:フェルメールが「カメラ」を通して見た光の正体
Art / History / Technology2026-04-02

静寂の粒子:フェルメールが「カメラ」を通して見た光の正体

17世紀オランダ。ヨハネス・フェルメールが描く室内画には、時間が止まったような圧倒的な静寂がある。彼は「カメラ・オブスクラ(暗箱)」という光学機器を使い、光を「線」ではなく「色の粒子(ドット)」として捉えていた。写真技術が生まれる200年も前に、人間が見ている世界の解像度を極限まで高めた光の魔術師。

アウラの凋落:ヴァルター・ベンヤミンが予言した「オリジナル」の終焉
Art / Philosophy / Technology2026-03-19

アウラの凋落:ヴァルター・ベンヤミンが予言した「オリジナル」の終焉

「オリジナルだけが持つ、崇高な輝き」。哲学者ヴァルター・ベンヤミンはそれを「アウラ」と名付けた。写真や映画といった複製技術の登場によって、芸術からアウラが失われたとき、私たちは何を得て、何を失ったのか? 現代のデジタル社会を読み解くための最重要概念。

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About: NACK Editorial

正解のない時代に、問いを立て、
アートという身体で歩く。

AIが日常になり、まさに先行きが分からないVUCAの時代です。昨日までの正解が、今日はもう通用しない。そんな不確実な世界で生きていくために何より大事なのは、「正解そのもの」を手に入れることではなく、「正解をずっと探し続け、問い続ける人」であり続けることではないでしょうか。

物事の抽象度を上げ、その本質を見極めること。そのためには、頭の中の思考や論理だけではなく、五感で感じる「身体的な体験」がものを言います。私にとって、そのための、私なりの近道が「アートを学ぶこと」でした。

凝り固まった視点を一度リセットし、世界を多層的に捉え直す。nack journalは、私が日々の生活や表現を通じて触れた「思考の断片」を、ありのままに記録していく場所です。

理屈はこれくらいにして。さあ、一杯飲みに行きませんか。

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